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やさをとこ
ふりがな文庫
“やさをとこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
優男
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
優男
(逆引き)
六兵衞を引つ立てて、飛んで行つて見ると、お
雛
(
ひな
)
を小脇に抱へた手代の重三、女のやうな
優男
(
やさをとこ
)
に似氣なく八五郎を大地に叩き付けて、起き上がらうとするのへ
匕首
(
あひくち
)
が——。
銭形平次捕物控:015 怪伝白い鼠
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
他の一人は年の頃廿六七、前なる人の
從者
(
ずさ
)
と覺しく、日に燒け色黒みたれども、眉秀いで眼涼しき
優男
(
やさをとこ
)
、少し色剥げたる厚塗の立烏帽子に卯の花色の布衣を着け、黒塗の野太刀を佩きたり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
この
優男
(
やさをとこ
)
の智慧の廻るのに、平次も一寸驚いた樣子です。
銭形平次捕物控:279 持参千両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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