“やさう”の漢字の書き方と例文
語句割合
野草100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
六、七、八、九の月は、農家は草と合戦かつせんである。自然主義の天は一切のものを生じ、一切の強いものを育てる。うつちやつて置けば、比較的脆弱ぜいじやくな五穀蔬菜は、野草やさうふさがれてしまふ。
草とり (新字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)