“やえやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
八重山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
特に八重山やえやまの如きは、民謡の王国といってもよいでありましょう。何しろ沖縄の音楽や踊は日々の暮しの中にみ込んでいて、むしろ暮しがそれらのものの中にあるのだといってよいと思います。
沖縄の思い出 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
雪深き国の多くの町で正月十五日にこれを行う他に、朝鮮半島においても同じ日をもってこの式があり、南は沖縄八重山やえやまの島々にも、日はちがうが全然同じ勝負が行われていた。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
沖縄の本島などでは、土地でも手に入る場合があろうのに、更に商品として八重山やえやま方面から、いわゆる椰子小やしぐわの輸送せられたものが、幾らも店先で売られていたという話も聴いた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)