“もろやす”の漢字の書き方と例文
語句割合
師泰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一色をはじめ、吉良、今川、石堂など三河党の将はあらましいたが、宗家の将では、高ノ師直、師泰もろやすがみえるだけだった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
こう師泰もろやすが、急遽、加勢に向ったのはほんとだが、まだ、美濃平野の対峙だった、そこまでの狼狽などするはずがない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかる後、いよいよ瀬田の攻撃を弟直義と師泰もろやすの手にあずけ、自身は中軍の精兵一万余をひきいて宇治へ向った。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)