“もりけいのすけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
森啓之助100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
森啓之助もりけいのすけ様が、つるぎ山から帰られて、何か、御拝顔を得たいと申されておりますが」——と。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜂須賀家はちすかけのお船手ふなて九鬼弥助くきやすけ森啓之助もりけいのすけ。ともう一人は、やや風采が異なって、紺上布こんじょうふ野袴のばかまをつけ、自来也鞘じらいやざやの大小を落した剣客肌の男——阿波本国の原士天堂一角はらしてんどういっかくであった。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
森啓之助もりけいのすけの乗りこんだ脇船は、一あし先に川口へ漕ぎ出していた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一方は、森啓之助もりけいのすけ。そんな者がつけてくるとは夢にも知らない。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)