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もみだわら
ふりがな文庫
“もみだわら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
籾俵
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
籾俵
(逆引き)
倉庫の左手には
籾俵
(
もみだわら
)
が高く積み上げられており、右手には私の胸のあたりまでも高い玄米入の箱が五つ六つ並べられていた。入口に一番近い箱の
蓋
(
ふた
)
を私は取った。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
それにおひるもまだ食べなかったので耐えやらぬ空腹を感じた。けれど何も食うものはない。力なく私は
籾俵
(
もみだわら
)
に
凭
(
よ
)
りかかって、足下にこぼれている籾を拾っては一粒一粒と爪で皮を
脱
(
む
)
いて
噛
(
か
)
んだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
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