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もとうじ
ふりがな文庫
“もとうじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
基氏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
基氏
(逆引き)
かと思えば、高度の大熱に、こんこんとして、「
基氏
(
もとうじ
)
か、何しに来た?」と
譫言
(
うわごと
)
に言ったり、また「
筑紫
(
つくし
)
はどうした、
義詮
(
よしあきら
)
はまだ返らんか」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
登子
(
とうこ
)
は、先年、男子の
基氏
(
もとうじ
)
を生み、この春には女子の鶴姫を生んでいた。初めての女の子である。尊氏はこの鶴姫が可愛くてならず、朝のいちどは、かならず乳の香のするここを覗く。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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