“もてなしがほ”の漢字の書き方と例文
語句割合
款待顔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牛小屋は高原の東の隅に在つて、粗造そまつな柵の内にはだ角の無いこうしも幾頭か飼つてあつた。例の番小屋を預かる男は人々を款待顔もてなしがほに、枯草を焚いて、なほさま/″\の燃料たきつけを掻集めて呉れる。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)