“もぞうじんめんそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
模造人面疽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼈四郎は病友がいった通り、彼が死んでからも顔を描き上げようとはしなかった。隻眼をすがめにしてにらみながら哄笑こうしょうしている模造人面疽もぞうじんめんその顔は、ずった偶然によってかえって意味を深めたように思えた。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)