“もえぎからくさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
萠黄唐草50.0%
萌黄唐草50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三、四冊の帳面をくるんだ萠黄唐草もえぎからくさの小風呂敷で、結び目に、手古びた矢立やたてが一本差しこんである。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
萠黄唐草もえぎからくさ
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大きな柳行李が三箇細引で送るばかりにからげてあって、その向うに、芳子が常に用いていた蒲団ふとん——萌黄唐草もえぎからくさの敷蒲団と、綿の厚く入った同じ模様の夜着とが重ねられてあった。
蒲団 (新字新仮名) / 田山花袋(著)