“もえぎいと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
萌葱糸50.0%
萌黄糸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十二、その時誰やら若き衆一人、萌葱糸もえぎいとの具足に大太刀を提げ、お次へ駈けつけ候や否や、稲富伊賀逆心仕り敵は裏門よりなだれ入り候間、速に御覚悟なされたくと申され候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
錦の袋では脅かされたが、中から出たのは蝋色ろういろ朱磯草研出しゅいそくさとぎだしのさや山坂吉兵衛やまさかきちべえ小透こすかつば鮫皮さめかわ萌黄糸もえぎいと大菱巻おおひしまきつか、そこまでは平凡だが、中身を見るまでもない。目貫が銀の輪蝶りんちょう
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)