“めだゝ”の漢字の書き方と例文
語句割合
目立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、その発表は、ともに決して目立めだゝしいものではなかつた。まへのものは歌舞伎座でなされ、その記念のための出しものは“女夫狐”だつた。
七代目坂東三津五郎 (新字旧仮名) / 久保田万太郎(著)
見るや否や、二三歩後戻あともどりをして三四郎のそばた。ひと目立めだゝぬ位に、自分の口を三四郎の耳へ近寄せた。さうして何か私語さゝやいた。三四郎には何を云つたのか、少しもわからない。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)