トップ
>
めうじたいたう
ふりがな文庫
“めうじたいたう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
苗字帶刀
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苗字帶刀
(逆引き)
素姓
(
すじやう
)
の良いせゐか、明日からでも大名にも大旗本にもなれさうな人品ですが、今の身分は
苗字帶刀
(
めうじたいたう
)
を許されてゐるだけのこと、態度も
身扮
(
みなり
)
も、町人風の
慇懃
(
いんぎん
)
さです。
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
先代は
苗字帶刀
(
めうじたいたう
)
を許されたほどの大百姓ですが、和助は養子で、早く女房に死に別れた上、何んの因果か子供運がなく、たつた一人の男の子で、二十三になる清次郎といふのを
銭形平次捕物控:112 狐の嫁入
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
町人の子でも、鍵屋は江戸一番の長者で、
苗字帶刀
(
めうじたいたう
)
まで許され、日光山
修覆
(
しうふく
)
の御用も勤める家柄、町方の御用聞平次では、これ丈けの證據があつても、その跡取りに齒が立ちません。
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
めうじたいたう(苗字帶刀)の例文をもっと
(8作品)
見る