“むしゃばら”の漢字の書き方と例文
語句割合
武者輩100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とはいえ、その朝、内裏へ踏みこんだ武者輩むしゃばらの狼藉は、腹いせまぎれもあるが、ひどいものだった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『おれたち、武者輩むしゃばらでも、おのおの、家庭をもてば、子どもも生む。それが、なんのふしぎか』
頑丈な格子の向うに、人の顔がに揺らいでいる。荒木村重とほかの武者輩むしゃばらであった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)