“みんぶだゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
民部大輔66.7%
民部太夫33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
別荘についた田地なども荒れる一方でしたから、おくなりになりました民部大輔みんぶだゆうさんにお願いして、譲っていただくことにしましてそれだけの金は納めたのでした
源氏物語:18 松風 (新字新仮名) / 紫式部(著)
夫人の弟の公子たちは、左兵衛督さひょうえのかみは高官であるから人目を引くのを遠慮して、そのほかの中将、侍従、民部大輔みんぶだゆうなどで三つほどの車を用意して夫人を迎えに来たのであった。
源氏物語:31 真木柱 (新字新仮名) / 紫式部(著)
将軍家の弟なる松平民部太夫みんぶだゆう、外国奉行喜多村瑞見ずいけんなどの人たちが前後して仏国に使いする日をすら迎えた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)