“みやこおち”の漢字の書き方と例文
語句割合
都落100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万障ばんしょう一排いっぱいして二月二十七日を都落みやこおちの日と定め、其前日二十六日に、彼等夫婦は若い娘を二人連れ、草箒くさぼうき雑巾ぞうきんとバケツを持って、東京から掃除そうじに往った。案外道が遠かったので、娘等は大分弱った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
「実はこの着物で近々きんきん都落みやこおちをやるんだよ。朝鮮へ落ちるんだよ」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)