“みじんぼう”の漢字の書き方と例文
語句割合
微塵棒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石塚は苔の花が咲いて横倒よこッたおしになって居りまする程の処、其の少し手前に葮簀張よしずッぱりがあって、すまいではありません、店の端には駄菓子の箱があります、中にはおいち微塵棒みじんぼう
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
楽屋番を相手に微塵棒みじんぼうをしゃぶっている時とは訳が違うから、そのつもりで返事をしろ。てめえは今朝、柳橋の芸妓屋へ這い込んで、親父を剃刀で殺したろう。覚えがねえとは云わせねえ。
半七捕物帳:19 お照の父 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)