“まかだこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
摩伽陀国50.0%
摩迦陀国50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
哲学の盛んだつた摩伽陀国まかだこくの王子はクリストよりも奇蹟を行はなかつた。それはクリストの罪よりもむしろユダヤの罪である。彼はロオマの詩人たちにもゆづらない第一流のジヤアナリストだつた。
続西方の人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
彼はうしろを振り返って如来の来ないのを確かめた上、始めてほっと一息ひといきした。如来は摩迦陀国まかだこくの王子であり、如来の弟子たちもたいていは身分の高い人々である。
尼提 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)