“ぼっとう”の漢字の書き方と例文
語句割合
没頭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その間に針目博士——いや、まだ博士にはなっていない針目左馬太学士はりめさまたがくしは、大学の研究室を去って、みずから針目研究室を自分の家につくり、ひたむきな研究に没頭ぼっとうした。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
富士男は毎日その研究に没頭ぼっとうしていたが、ある日ゴルドン、ドノバンのふたりにこういった。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
しかし私は毎日のように、ほとんど部屋に閉じこもったきりで、自分の仕事に没頭ぼっとうしていた。
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)