“ほせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甫仙50.0%
鋪甎50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
杉田玄白は享保十八年、若狭酒井侯に仕えた父甫仙ほせんの江戸の邸内で生まれました。父も同じく医者でオランダの外科を学んで、かなりに名の聞こえた人でありました。
杉田玄白 (新字新仮名) / 石原純(著)
ここも紫檀したん椅子いす机が、清らかに並べてありながら、冷たいほこりにおいがする、——やはり荒廃こうはいの気が鋪甎ほせんの上に、漂っているとでも言いそうなのです。
秋山図 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)