“ほうぶつせん”の漢字の書き方と例文
語句割合
抛物線100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又落下の途中一枚岩にせかれて、抛物線ほうぶつせん状にはね上っている珍しい瀑もある。所謂ヒョングリの瀑である。
秩父の渓谷美 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
この問題が投げる抛物線ほうぶつせんは広くかつ深い。美に結合し、生活に参与し、経済に関連し、思想に当面する。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
もっとも二百十日や八朔はっさくの前後にわたる季節に、南洋方面から来る颱風がいったん北西に向って後に抛物線ほうぶつせん形の線路を取って日本を通過する機会の比較的多いのは科学的の事実である。
厄年と etc. (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)