“ほうばいしゅう”の漢字の書き方と例文
語句割合
朋輩衆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お松は自分の今の生活が至極しごく平穏無事であること、御殿でも皆の人に可愛がられて昔のような心配は更にないこと、朝夕朋輩衆ほうばいしゅうと笑いながら働いていることなどを細々こまごまと書きました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
私は寺の事、法の事、朋輩衆ほうばいしゅうの事も考えないのではありません。けれどあの女を振り捨てる気にはなれません。あの女に罪はないのですもの。振り捨てねばならない理由が見つからないのですもの。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)