“ほうしゃく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
封爵66.7%
法笏33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譜代の大将部将幕賓ばくひんはもちろん、降参の諸将にまでその封爵ほうしゃくと行賞はあまねくゆきわたった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれど、その封爵ほうしゃくの恩典よりも、彼の獲た実利のほうがはるかに大きかった。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は法笏ほうしゃくをふって指揮している。その背後にくっついて、あらいざらいの勲章を下げて双眼鏡と地図をもっている軍人。さかまんじのしるしをつけたイタリーとドイツのファシスト。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)