“ほうこうぎかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
報効義会50.0%
報効義金50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほか、報効義会ほうこうぎかいの会員四名。この人たちは、占守しゅむしゅ島に何年か冬ごもりをして、多くの艱難辛苦かんなんしんくをなめて、漁業には、りっぱな体験をもった人々。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
アメリカ捕鯨帆船ほげいはんせんに乗り組んで、くじらを追い、帰朝後、ラッコ船の船長となって、北方の海に、オットセイやラッコをとり、それから、報効義会ほうこうぎかいの小帆船、龍睡丸りゅうすいまるの船長となられた。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
そこで、どうだろう、一人だけ日本へつれて帰って、報効義会ほうこうぎかいへ遭難のようすを報告させてくれないか。もし、それもできなければ、手紙一本だけ日本へ持って帰って、とどけてくれないか。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
龍睡丸の持主の報効義金ほうこうぎかいは、貧乏な団体であるため、冬の間、南の海で、ふかや海がめ、海鳥をうんととらえて、できればまっこう鯨もとって、利益をえようというのが
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)