“ぶせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
分銭50.0%
夫銭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このおいらに中継ぎさせて、部落の奴らへ売り込んで高い分銭ぶせんもうけるにしてもあぶく儲けというほどでもねえ
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ことさら遠い村方ではこの労役にえがたく、問屋とも相談の上でお触れ当ての人馬を代銭で差し出すとなると、この夫銭ぶせんがまたおびただしい高に上る。村々の痛みは一通りではない。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)