“ふるごげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
古苔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十人の人間が手をつないで、その木の周囲を巡っても未だ木の方が太いであろう。根は高く盛り上がり、木肌には古苔ふるごげ一面に附き、こずえの高さは空の雲さえそこで左右に分かれるほどである。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)