“ふながかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
船繋100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「役にも立たぬ繰言を繰返していたってしようがない。どうやら船繋ふながかりも済んだようだから、そろそろ上陸の支度をしなさい」
大河津分水工事や港内の浚渫しゆんせつ・護岸・突堤等の諸工事がまだ行はれない明治初年の新潟港は、時節によつては深さわづかに二三尺の惨めさで、吃水四五尺の船が港外一里の沖に船繋ふながかりをする状態だつた。