トップ
>
船繋
>
ふながかり
ふりがな文庫
“
船繋
(
ふながかり
)” の例文
「役にも立たぬ繰言を繰返していたってしようがない。どうやら
船繋
(
ふながかり
)
も済んだようだから、そろそろ上陸の支度をしなさい」
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
大河津分水工事や港内の
浚渫
(
しゆんせつ
)
・護岸・突堤等の諸工事がまだ行はれない明治初年の新潟港は、時節によつては深さわづかに二三尺の惨めさで、吃水四五尺の船が港外一里の沖に
船繋
(
ふながかり
)
をする状態だつた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
繋
漢検準1級
部首:⽷
17画
“船繋”で始まる語句
船繋場