“ふくめんづきん”の漢字の書き方と例文
語句割合
覆面頭巾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
入口の響板が三つ鳴つたので、——この夜更けにと思ひましたが、念のために出て見ると、まだ生温いのに覆面頭巾ふくめんづきんで顏を
羊羹色やうかんいろ紋附もんつきさ、短いのを一本差したつきりで、覆面頭巾ふくめんづきんは冠つて居たさうだが、顏はこれを見てくれと言はぬばかりに、さらして居たさうだよ。
其中には思ひも寄らぬ贅澤ぜいたくな品々の外に、特殊の脇差わきざし懷提灯ふところぢやうちん繩梯子なはばしご覆面頭巾ふくめんづきんなどといふ忍術使ひでなければ必要のない品のあるのを一と眼で見て取つて、いよ/\その信念を固めたのです。
羊羹色やうかんいろの紋附や、覆面頭巾ふくめんづきん、それから短い刀や、薄刄の刄物は?」
「當つて見ろ、お前もはじかれて男手で覆面頭巾ふくめんづきんこさへ度くなるから」