“びょうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廟威33.3%
描衣33.3%
病衣33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廟威びょういの失墜を見ようとは……
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
生乾なまがわきの朱泥のうえに、強く太く引いた描衣びょういの線のつよさに打たれて、凡手ではない——武蔵の画ではなくても——これは凡画ではないと、なお見ているうち、題詩の文字に
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、隅に腰を下ろしていた髭蓬々ひげぼうぼうの男がいった。彼は病院で借りたのらしい白いネルの病衣びょういを二枚重ねて着ていた。
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)