“ひもむす”の漢字の書き方と例文
語句割合
紐結100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かかる冬の冷々ひえびえとするのに、下には色地のえりをみせているが、上には、白絖しろぬめの雪かとばかり白いかいどりを着て、うるしのつやをふくむ黒髪は、根を紐結ひもむすびにフッサリと、曲下わさげにうしろへ垂れている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)