“ひだの”の漢字の書き方と例文
語句割合
飛騨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宗盛親子が、源氏の船に引上げられたのを見た宗盛の乳母子めのとご飛騨ひだの三郎左衛門景経は、主危うしとばかり、急いで義盛の船に飛び乗って来た。
一方平家は、小松新三位中将資盛、少将有盛、丹後侍従忠房ただふさを総大将に、飛騨ひだの三郎左衛門景経かげつね、越中次郎兵衛盛次もりつぐ上総かずさの五郎兵衛忠光、悪七兵衛景清らが、五百艘の船に分乗して備前の児島こじまに着いた。