“ばんだいづら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
盤台面87.5%
盤臺面12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
濁って、ポカンと開いた黄色い中に、眼球ひとみが輝きもなく一ぱいに据って動かずにいる。盤台面ばんだいづらで、色が黄ばんだ白さで、鼻が妙に大きい。
この二十五六の大年増、中低なかびく盤台面ばんだいづらで、いささか肥りじしで、非凡の不きりょうですが、座持がよく唄がうまいほかに、何んとなく一種不思議な魅力を感じさせる女です。
この二十五六の大年増、中低なかびく盤臺面ばんだいづらで、いささか肥りじしで、非凡の不きりやうですが、座持がよく唄がうまい外に、何んとなく一種不思議な魅力を感じさせる女です。
中低なかびく盤臺面ばんだいづらの、非凡の愛嬌者で、高輪の往來——遲發おそだちの旅人の、好奇の眼を見張る中から、八五郎をしよつ引いて、巴屋の店に飛び込むほどの勇氣と腕力を持つてゐたのです。