“ばそり”の漢字の書き方と例文
語句割合
馬橇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉄道はなし、道路も山地の凸凹道で、トラックは勿論、馬橇ばそりもろくに通れない部落が多い。
そこを扮装のスポウツマンとスポウツウウマンとが、けたたましく笑いながら揺れ動いていた。どこにでも人を呼ぶ声があった。空は雪を持って赤い水蒸気だった。山峡には馬橇ばそりの鈴がひしめいていた。
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
馬橇ばそりも通つていつたほどだ
『春と修羅』 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)