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ばさらもの
ふりがな文庫
“ばさらもの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
婆娑羅者
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
婆娑羅者
(逆引き)
「このごろの御大身と来たら、やくざが錦を着たようなものさ。どうせ
婆娑羅者
(
ばさらもの
)
なら、
笏
(
しゃく
)
も刀も持たない
素
(
す
)
の
無頼漢
(
ならずもの
)
のほうが、いっそどれほど可愛いか知れないじゃないの」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
晩の
宿駅
(
しゅく
)
では、絃歌がわいていた。手越ノ遊女といえば、古くから海道一の聞えがある。ここを通って、名もなさず過ぎるのは、武士の名折れぞ、と
婆娑羅者
(
ばさらもの
)
はいうのである。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは例の、
婆娑羅者
(
ばさらもの
)
の荒さとはちがう荒さなのである。
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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