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はんそうりょ
ふりがな文庫
“はんそうりょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
反僧侶
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
反僧侶
(逆引き)
彼はごく温和な共和主義者であり、
頑固
(
がんこ
)
な自由主義者であり、愛国者であり、また父にならって極端な
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義者であった。彼は町会の一員だった。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
熱烈な軽率な
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義をいだいていて、そのために、宗教を——ことにカトリック教を——
蒙昧
(
もうまい
)
主義とみなし、牧師を明知の生来の敵と考えていた。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼らは彼女を助けることに利益を見出さなかったし、また、明らかに
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義の主人をもっていた零落してる家族に、同情の念を起こさなかったのである。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
権力を得た一派——
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義の過激な小市民輩——の利益や
怨恨
(
えんこん
)
のために、残りの国民全部に反対する仕事、それに使用される軍隊の悲しみ、などがあった。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
彼にとっては、法服の男などはなんと言ってよいかわからない人物なのだった。それでも、教養ある人々と話をするうれしさから、
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義の気持を制してしまった。
ジャン・クリストフ:09 第七巻 家の中
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
父は例の
反僧侶
(
はんそうりょ
)
主義的言説で彼らに
眉
(
まゆ
)
をひそめさしたが、しかし彼らを放任しておいた。
ジャン・クリストフ:08 第六巻 アントアネット
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
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