“はんざん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
半残50.0%
樊山50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汗ぬぐひ端のしるしの紺の糸 半残はんざん
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
大江の水は、素絹そけんを引いたように、月光にかすんでいた。——南は遠く呉の柴桑山さいそうざんから樊山はんざんをのぞみ、北に烏林うりんの峰、西の夏口かこうの入江までが、杯の中にあるような心地だった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)