“はやの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
早呑50.0%
早退50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを母の早呑はやのみでみんなにそう吹聴ふいちょうしてしまった今となってみると、私は急にそれを打ち消す訳に行かなくなった。私は母に催促されるまでもなく、先生の手紙を待ち受けた。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
これは早退はやのきして来たものとみえ、傷手もすくない士卒を四、五十人もつれて、ぞろぞろと逃げていた。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)