“はげちゃびん”の漢字の書き方と例文
語句割合
禿茶瓶100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
広い台所に立って、一々応対をしている六十余りの禿茶瓶はげちゃびんが、その筆屋幸兵衛だ。首の廻りに茶色の絹を巻いて、今日だけは奥と台所をいったり来たり、一人で采配さいはいふるってる。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
浅田屋の禿茶瓶はげちゃびんだ、——そいつは面白い、日本橋の欄干を逆立ちして渡るのは、江戸開府以来の見物だろう、その言い草を忘れるな、と引取って行ったのは先月の末だ、それから無事に月を越したが