“はあるか”の漢字の書き方と例文
語句割合
多時100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多時はあるか待つて居なすつたが、お前が帰らねえもんだで。』と叔母は丑松の様子を眺め乍ら、『今々其処へ出て行きなすつた——ちよツくら、田圃たんぼの方へ行つて見て来るツて。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)