“のりひろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
徳広50.0%
徳裕50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「十二日。晴。」一戸の記に拠れば、武揚等の雪中せつちゆう江刺えざしに入つた日である。松前の陥いつた時、藩主松前徳広のりひろは江刺にゐて、敵兵の至る前に熊石に逃れた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
佐川から離れた東の土地に目細めほそというところがあって、そこに伊藤徳裕のりひろ、号を蘭林という先生がいて沢山の書生を集め、主として習字・算術・四書・五経の読み方を教えた。私はそこへ入門した。