トップ
>
のぼりちょう
ふりがな文庫
“のぼりちょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
幟町
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幟町
(逆引き)
家の跡を見て来ようと思って、私は
猿猴橋
(
えんこうばし
)
を渡り、
幟町
(
のぼりちょう
)
の方へまっすぐに
路
(
みち
)
を進んだ。左右にある
廃墟
(
はいきょ
)
が、何だかまだあの時の逃げのびて行く気持を呼起すのだった。
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
翌日の夕方、彼は広島駅で下車すると、まっすぐに
幟町
(
のぼりちょう
)
の方へ歩いて行った。道路に面したガラス窓から何気なく内側を
覗
(
のぞ
)
くと、ぼんやりと兄の顔が見え、兄は
手真似
(
てまね
)
で向うへ廻れと合図した。
永遠のみどり
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
のぼりちょう(幟町)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
のぼりまち