“ねいじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
佞柔50.0%
佞獣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腐っても鯛、間違っても、御用武士などにはおなりなさるなよ。……ははあどうやらおこったな。太刀先がピリピリふるえてきた。よろしい大いにお怒りなされ。怒らない奴は佞柔ねいじゅうだ。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、武士の面上に、憎悪の情が浮かんだが、すぐに佞柔ねいじゅうの表情に返った。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
弁喜の眼の底にも、爛々らんらんたる兇悪の気がみちている。この佞獣ねいじゅうめ、と関羽は心中すこしの油断もせずにいたが
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)