“ぬれびいろ”の漢字の書き方と例文
語句割合
濡灯色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来宿を出る時この二人は温泉街の夜店飾りの濡灯色ぬれびいろと、一寸野道で途絶えても殆ど町続きにひとしい停車場あたりのもやの燈を望んだのを、番傘をたたかぬばかり糸七が反対に、もの寂しいいろはの碑を
遺稿:02 遺稿 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)