“にらみかえ”の漢字の書き方と例文
語句割合
睨返100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさしよりか背の高い、おおきな海坊主が、海から出て来て、町の中を歩行あるいていてね……人がのぞくと、蛇のように腰を曲げて、その窓から睨返にらみかえして、よくも見たな、よくも見たな、と云うそうだから。
霰ふる (新字新仮名) / 泉鏡花(著)