“にょさん”の漢字の書き方と例文
語句割合
女三100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
無理な恋の会合を相手としめし合わせてすることにもなりやすいのであるが、女三にょさんみやは深さもないお心ではあるが、臆病おくびょう一方な性質から
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
女三にょさんみやをなお気がかりに思召おぼしめされて、六条院は形式上の保護者と見て、内部からの保護をみかどにお託しになった。
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)
女三にょさんみやに対しては運命が今少し自分に親切であったなら、自身のものとしてこの方を見ることができたのであったと思うと、自身の臆病おくびょうさも口惜くちおしかった。
源氏物語:35 若菜(下) (新字新仮名) / 紫式部(著)