“にひかつぷ”の漢字の書き方と例文
語句割合
新冠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その金で多分馬を買つたのだらう。新冠にひかつぷの御料牧場で、丁度、その金目ぐらゐの拂ひ下げ馬七八匹を約束してゐたらしかつたから。」
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
その翌朝、雨ををかして馬上、新冠にひかつぷの御料牧場を見に行く途中で、染退しぶちやり川荒廢の跡を調べ、中下方なかげはうに於ける淡路あはぢ團體の農村を見た。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)