“にしぐるわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
西曲輪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西曲輪にしぐるわの客殿は、“梅の丸”とよばれている。庭前庭後、すべて梅園だからであった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「いいえ、大殿おおとのに召されて、西曲輪にしぐるわへお越しになりました」
と阿波守はやぐらを降りて、徳島城の西曲輪にしぐるわへ向った。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)