“なほをか”の漢字の書き方と例文
語句割合
猶可笑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはまるで腹の底からこみ上げて来る哄笑こうせうが、のどと唇とにかれながら、しかも猶可笑なほをかしさに堪へ兼ねて、ちぎれちぎれに鼻の孔から、ほとばしつて来るやうな声であつた。
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)