“なだもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
灘紋50.0%
灘門50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
角三は十二歳のとき、下谷の「灘紋なだもん」という、料理屋の板場へ奉公にはいり、板前の腕を身につけた。
椿つばきが濃いくれないの実をつづる下に暗くよどんでいるほりの水から、灘門なだもんの外に動くともなく動いてゆく柳の葉のように青い川の水になって、なめらかなガラス板のような光沢のある
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)